マルイと言えば、「OIOI」のロゴが目立つファッションビルをイメージする人も多いはず。
しかし、おしゃれと履き心地を両立させて大ヒットした「velikokoラクチンきれいシューズ」など、日常で取り入れやすいオリジナル商品も展開しています。
マルイのプライベートブランド「velikoko」や「アールユー」では、幅広いサイズ展開と履き心地、オシャレな見た目にこだわった「『ラクチン』シリーズ」商品が人気。
これらの商品誕生の背景には共創という、お客さまと一緒に考え、お客さまと一緒に作る、マルイのこだわりがありました。
例えば、「なかなか足に合うサイズの靴が見つからない」というお客さまの声を取り入れ、「velikokoラクチンきれいシューズ」では19.5cm〜27.0cmものサイズを用意。靴だけではなく、ボトムスであるラクチンきれいパンツも、他のアパレルブランドではなかなか見かけないXXS〜7Lまで12サイズでの展開です。
マルイの共創は、商品開発だけに留まりません。
2017年冬には、性別にとらわれず、自分の体型にあったスーツが選べるオーダースーツの体験イベントを、店舗にて開催しました。このイベントはLGBTの就活生を応援するもので、スーツにお悩みがあるトランスジェンダーのお客さまに、普段なかなかできないサイズやデザインについて店員と相談しながら、スーツを選んでいただくことができました。
もっともっと多くのお客さんのお悩みに寄り添いたい!という思いのもと、車いすユーザーの視点を取り入れた「ちょっとゆるめのスキニーパンツ【ぬぎはきラクチン】(以下、ちょっとゆるめのスキニーパンツ)」も登場!
ミライロの講師・岸田ひろ実も、商品開発に携わっています。

車いすユーザーも履きやすいポイントとして、「ファスナー」と「ウエストゴム」の工夫が取り入れられています。
ファスナーを長くし、ウエストの開きを大きくすることで、脱ぎ履きがしやすいデザインに。正面からパンツを見た時、実際のファスナーよりも短く見えるデザインも、嬉しい配慮です。
そして、ウエストの後ろ部分はゴムに。座っている時にらくちんなだけではなく、スルッと脱げて着替えもストレスフリーに。
※「ちょっとゆるめのスキニーパンツ」の誕生秘話については、過去の記事をご覧ください。
車いすユーザーの岸田ひろ実が、着やすい・履きやすい商品をオススメ!
ここで「ちょっとゆるめのスキニーパンツ」の他に、共創の意識から生まれた商品をいくつか紹介します。
株式会社丸井 専門店事業部商品課の手島香織さんに、岸田ひろ実がお話を伺いました。






新シルエット&デニム登場!UDパンツの全ラインアップはこちらからご覧いただけます!
洋服だけではなく、靴も紹介してもらいました。






今、ご紹介した商品はすべて商品ページのリンクからご購入いただけます。どれも履きやすさにこだわった商品なので、ぜひ一度、マルイの店頭でも試してみてくださいね。
インクルーシブな商品開発を、もっと加速させるために








※マルイさんは、「ちょっとゆるめのスキニーパンツ」の開発段階で、ファスナーをつけすぎてお客さまから不評だったサンプルを作ったことがあるそうです。



障害のある人、ご高齢の人など、生活やファッションに不自由や不便を感じている人たちにも寄り添いながら「インクルーシブな商品開発」を目指すマルイ。
まずはお客さまの声に寄り添おう!ということで、2019年11月、みんなが嬉しいファッションのアイテムってなんだろう?を考える座談会を開催しました。

座談会の様子はこちらをご覧ください。